2025-02-27
没食子酸とは?
茶葉の成分をさらに使いやすく !~サンフェノンXLBTの魅力~
当社では緑茶に含まれる没食子酸を高配合した「サンフェノンXLBT」をラインナップしています。
「サンフェノンXLBT」は緑茶中のガレート型カテキンから没食子酸を遊離し、中性脂肪、内臓脂肪・BMI・体重、食後血糖といったヘルスクレームを謳える緑茶加工品です。
ガレート型カテキンからは没食子酸とともに非ガレート型カテキンが得られますが、非ガレート型カテキンはガレート型カテキンよりも食品中に含まれるタンパク質などと相互作用が少なく、加工食品の品質に影響を与えにくい特徴があります。
そのため当社の緑茶加工品「サンフェノンXLBT」は幅広い食品にご利用いただくことが可能です。
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昨今の機能性表示に求められるものとは

機能性表示食品制度を利用した多くの機能性表示食品が届出されているなかで、抗メタボやダイエット素材関連の機能性表示食品の受理件数は、全体の約1/3を占める主要カテゴリーとなっています。
また、抗メタボ・ダイエット素材関連の表示別(ヘルスクレーム)の受理件数では、中性脂肪、血糖値、BMI、内臓脂肪で半分以上の受理数を占めています。

現在、抗メタボ・ダイエット関連の機能性表示食品の関与成分は様々な食品素材が提案されていますが、緑茶に含まれる茶カテキン類、ポリフェノールの没食子酸は抗メタボ・ダイエット関連の主要なヘルスクレームに対応した代表的な機能性関与成分といえます。
没食子酸の抗メタボ効果に注目!
抗メタボ・ダイエット関連のヘルスクレームに対して、茶カテキンでは、ガレート型カテキンが緑茶飲料やサプリメントなどに多くの実績があります。
しかしながら、お茶の渋味の成分でもあるガレート型カテキンには特有の渋味・風味があり、また機能性関与成分の最小量を担保すると食品中に含まれるタンパク質などと相互作用を起こして凝集や沈殿、変色といった問題が発生することがありました。
そのため、風味や見た目・食感などに影響がでると困る飲食品、例えば、乳飲料やデザート類、タンパク質強化の食品やゼラチンのグミなどには使用しづらい課題がありました。
一方、茶葉に含まれる含量は少ないものの、没食子酸には、食事の脂肪の吸収を抑える、食後の中性脂肪の上昇をおだやかにする、食後の血糖値の上昇をおだやかにする、肥満気味な方のBMI値を改善する、といった抗メタボ・ダイエット関連の機能が知られており、機能性関与成分としての必要量も茶カテキンと比較して少量であることがわかっています。

しかしながら、普段私たちが摂取している緑茶飲料について、総カテキン量の割合に対し没食子酸は非常に少ないものとなっています。
没食子酸を上手く活用して、抗メタボ商品を検討したい!機能性表示食品を作りたい!という際には「サンフェノンXLBT」をお試しください。
サンプル依頼については弊社担当もしくは、当ホームページをご活用ください。
捕捉説明:カテキンについて

茶カテキンには右図のようにガレート型カテキンと非ガレート型カテキンがあります。
ガレート型カテキンのうちエピガロカテキンと没食子酸のエステルはエピガロカテキンガレート(EGCg)として茶カテキンの約50%を占める主成分です。
また、ガレート型カテキンは、脂肪を体内で分解する消化酵素(リパーゼ)の働きを抑えて脂肪の吸収を抑制するなど、多くの生理機能への働きがわかっています。