“飲まない”理由とは?ノンアル×L-テアニン ~注目のトレンドトピックご紹介~
ノンアルドリンクがトレンドにもなり、今後ユーザーが増えていくことが予想されます。では、ノンアルドリンクはどのような理由で選ばれているのでしょうか。求められているポイントなど、トレンド情報をご紹介します。
世界で広がる”ノンアル”ドリンク市場
2024年のパリ五輪の公式ビールがノンアルコールビールであったこと、皆様はご存じでしたか?
ベルギーのビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI)は協賛しているパリ五輪でノンアルを公式ビールに選んだことが注目されました。2023年には世界のビール市場の5.5%がノンアルとなり、今後も世界中でノンアルコール市場が拡大すると予測されています。
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なぜ“ノンアル”が拡大するのか
ミレニアム世代、Z世代を中心にあえて飲まない「ソバーキュリアス」の考え方が広がってきています。ソバーキュリアスとは、お酒を飲める人であっても「あえて飲まない/少量しか飲まないという選択をするライフスタイルや考え方」のことを意味します。英語で「しらふ」を意味する「sober」と「好奇心が強い」を意味する「curious」を組み合わせた造語で、2019年には世界的なウェルネストレンドにもなりました。日本でも2021年に「飲まない生き方 ソバーキュリアス」(方丈社)が出版されるなど「ソバーキュリアス」についての認知度が高まっています。
日本のノンアル市場は伸びしろあり?!
アルコールの消費量は世界的に減少傾向にあります。日本のノンアル市場は欧米に比べてまだ低いですが、2024年のMintelでの調査によると日本においても、5人に1人が「お酒を減らしている」と回答しています。理由としては「身体の健康の改善」や「アルコール摂取で生産性が低下するから」など健康意識からアルコールを減らすソバーキュリアスが浸透してきています。
2024.7 Mintel Reportにより抜粋
ノンアルでも飲みたい…その理由に注目
Mintel調査によるとノンアルを飲んでいる人の中に、アルコールの味や香りの再現を重要視する人は15%しかいませんでした。一方でアルコール特有の「酔い」による「高揚感」「リラックス感」の再現が求められています。
そのため海外では「アルコールによるリラックス感再現」を目的として、L-テアニンを含む製品が増加しています。
L-テアニンは、脳内の神経伝達物質に働きかけ、リラックス効果や睡眠の質の向上に繋がると報告されています。また、集中力や記憶力を高める効果も期待できます。
拡大が期待されるノンアル市場。L-テアニンを配合した『ノンアルーリラックスコンセプト』飲料の商品開発を行ってみませんか。アルコール好きの方にも満足いただける風味とリラックス効果を両立させたL-テアニン配合のノンアルコールビール。また、L-テアニン入りスパークリングウォーターは、食事の際やリラックスタイムにおススメです。
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