人気の社食メニューから見えた生活者の健康ニーズ! 注目はしっかり満足×健康キーワード
着実に成長する健康市場…ところが外食や給食産業では「健康メニューは売れない」という声も多いと聞きます。アンケート調査では「健康メニューのニーズあり」となるものの、実際にメニュー化するとさっぱり注文されないというのです。本記事では生活者の健康インサイトのヒントになる社員食堂(以降、「社食」)健康メニューフェアの販売事例をご紹介いたします。
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腸活メニューが選べる!社食健康フェアを開催!
関心の高い健康キーワード「腸活」をテーマに、1日に3000食を提供する社食で2週間の健康メニューフェアを実施しました。提供メニューの約1/3を食物繊維が摂れる『腸活メニュー』とし、利用者には自身の好みに応じて、自由にメニューを注文して頂きました。
良く伸びたメニューは…ガッツリ×腸活!
フェア全体として、腸活メニューの販売実績は非常に良く、『腸活』キーワードへの利用者の興味関心度が伺える結果となりました。また、販売実績数と提供予定数を比較したところ、カレーやパスタなどの“ガッツリ”メニューほど、販売実績の伸び率が良いことが分かりました。このことから、健康キーワードで興味関心を引くだけではなく「いかに満足できる食事が期待できるか」も健康メニューを選びたくなるポイントになるのでは…と推測しました。
食物繊維素材活用でバラエティ豊富な『腸活メニュー』を!
今回は“食物繊維が摂れる”メニューを『腸活メニュー』としましたが、食物繊維豊富な食事の提供には根菜・雑穀・海藻など食物繊維豊富な食材を利用するのが一般的です。これらの食材を使うことで“健康感”がアップして敬遠されてしまう…というお悩みをお持ちの方も多いでしょう。本フェアで提供されたメニューは、食物繊維素材「グアー豆食物繊維」を活用することで、いつもの満足感そのままに食物繊維が摂れるメニュー設計を実現しています。
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