2025-02-28
サンフェノンの安定性評価例
記事の続きを閲覧するには
ログインが必要です
こちらはTaiyo-Library会員限定コンテンツです。
会員登録後、ログインをお願い致します。
ログイン
会員登録時のメールアドレスとパスワードを正しく入力し、[ログイン]を押してください。
新規会員登録
会員登録するとサイト内の全情報の閲覧が可能になります。会員登録がお済みでないお客様は、下記の「新規会員登録する」からご登録ください。
サンフェノン*について、下記項目の安定性評価例をご紹介します。
その他データが必要な際はお問合せください。
・サンフェノン溶液の温度安定性
・サンフェノン溶液のpH安定性
・サンフェノン溶液の保存安定性(酸性条件)
サンフェノン*:ポリフェノール含量80%以上のチャ抽出物製品
※本データは全てのアプリケーションにおける安定性を保証するものではございません。最終的な品質はお客様にてご確認くださいますようお願いいたします。
サンフェノン溶液の温度安定性
0.1%濃度サンフェノン水溶液を作成し、各温度で30分間加熱したときの総ポリフェノール含量、総カテキン含量を測定しました。

サンフェノン溶液のpH安定性
0.1%濃度サンフェノン水溶液を各pHで3日間、37℃に保ち、総ポリフェノール含量、総カテキン含量を測定しました。
総ポリフェノール含量、総カテキン含量ともに中性~アルカリ性のpH域では残存率が低下しました。

サンフェノン溶液の保存安定性(酸性条件)
サンフェノン水溶液を次の条件で調製し、55℃、暗所に保管、ならびに20℃、蛍光灯8,400Lx照射保管したときの総カテキン含量、サンフェノン水溶液色調の変化を確認しました。
サンフェノン水溶液中のカテキンは酸化重合により、色調の褐変とカテキン含量の減衰が起こります。
カテキンの酸化重合を防ぐためにサンフェノン水溶液へアスコルビン酸を添加すると、褐変防止とカテキンの安定化に寄与します(処方②)。
調製条件
サンフェノン水溶液をpH3.8に調整、加熱85℃達温後、ペットボトルへホットパック充填、各保管条件下で保管しました。
処方
① サンフェノン 125ppm、クエン酸 100ppm、クエン酸三Na 30ppm
② サンフェノン 125ppm、アスコルビン酸 300ppm

